公立高校入試

【中学社会 歴史】「人類の出現と進化・新石器時代」をやさしく解説!

人類の出現と進化・新石器時代のサムネイル画像

はいどうも!星野です。

今回は中学歴史の『人類の出現と進化/新石器時代』をゼロから解説していきたいと思います。

 

中学歴史の一番最初の授業です。

まだ人類が誕生する前の事から話すので、かなり大昔のことで、ほとんどイメージできていないかもしれません。

 

しかしこの記事では、全く分からないゼロの状態からでも理解できるように、解説していきますので安心してください!

↓↓こちらの動画では7分で覚えられます

また、今回の解説を聞いた後に「授業内容を復習したい」「問題を解いてみたい」という方に向けて、テキスト・問題もプレゼントしています。

【中学歴史】人類の出現と進化・新石器時代のテキスト

それでは、スタートします!!

人類の出現と進化

先生
先生
そもそも僕たち人類ってどうやって誕生したと思いますか?

ルーツをたどれば、チンパンジーの仲間から生まれたらしいですが、もちろん急に誕生したわけではありません。

 

実は今の人間になるまで、ポケモンみたいに進化を繰り返してきたんよね。

具体的には、猿人原人新人の順番で進化していったのよ。

順番に見ていこうか。

まず最初に登場した人類が猿人。頭文字にサルって入っているね。

言うても猿に近いから、まだ真っ直ぐ立って二足歩行をしたり道具を使うぐらいしか出来なかった。

 

だけど、次の原人に進化すると、脳みそが大きくなったおかげで、賢くなってやれることが増えたんよ。例えば言葉を話したり火を使えるようになった。

 

そして最後の新人こそ僕たちの直接の祖先。

新人はさらに脳が大きくなって、なんと絵を描いたりまで出来るようになった。

 

実際に新人が描いた絵も見つかっている。

フランスでは新人の一種であるクロマニョン人が描いた絵がラスコー洞窟で見つかっている。

【中学歴史】ラスコー洞窟の壁画

先生
先生
普通にこれすごくない?だってさ、かなり大昔の人がこんな絵をかけているわけですよ、僕には絶対書けない。

話をもとに戻すと、人類は猿人原人新人の順番で進化したということやね。

この順番を必ず覚えておいてね。

旧石器時代

そんな順調な進化を重ねた人類だったんだけど、最初は厳しい環境で生きていた。

というのも今から約1万年前まで、地球には氷河期が到来していたのよね。

氷河期の様子

地球全体の約3分の1が氷におおわれ、海が凍っているから今より海面がずっと低く、日本は大陸と繋がっていた

【中学歴史】日本が大陸と陸続き

そして寒い環境でも生きられるマンモスナウマン象のような大型動物が多くいた。

そんな大型動物を狩るために、我々の祖先が使っていた道具こそ打製石器

打製石器

あくまで狩りが目的だから、石を打ち砕いて簡単に作ることができた。弓や槍に使われた。

そして、打製石器を使っていた事から、この時代(氷河期)は旧石器時代とも言われる。

この旧石器時代こそ日本の歴史で最も最初の時代

 

そして旧石器時代の代表的な遺跡が日本には2つある。場所と名前をセットで覚えておいて!

 

1つ目は長野県野尻湖

【中学歴史】野尻湖

ここではナウマン象などの大型動物の骨が見つかっている。

そんなデカい動物が島国の日本で見つかったという事は、大陸からやってきたということ。でも海を渡って来れるわけないよね?

つまり日本が大陸とつながっていたことを証明してくれている。

 

2つ目は群馬県岩宿遺跡

【中学歴史】岩宿遺跡

この遺跡を見つけたのは、なんと一般人の相沢忠洋さん。

日本に旧石器時代はない!って言われていた時代に、世紀の大発見をしたのがこの方だったんよ。

 

さて、ここまでの話をまとめます!

  • 氷河期は、日本が大陸と陸続きで、大型動物がたくさん生きていた
  • 旧石器時代(氷河期)では石を打ち砕いた打製石器が使われていた
  • 旧石器時代の代表的な遺跡は野尻湖長野県)/岩宿遺跡群馬県

以上3点必ず覚えておいてくださいね。

新石器時代

【中学歴史】新石器時代

さて、そんな氷河期も今から約1万年前に終わりを告げる。今のように暖かくて温暖な気候になったんよね。

【中学歴史】温暖な気候

先生
先生
さて、皆さん地球が暖かくなると何が起こる?

海では、大量の氷が溶けて溶けた水で海水面が上昇する。海水面が上昇すると、周りに海が広がって日本が島国になる。

陸では、森林が広がり山々が豊かになった。

そしてマンモスなどの大型動物は絶滅してしまい、代わりにイノシシなどの動物があらわれた。

 

このようにありとあらゆる変化が起こった。

すると石器も新しい時代に対応できるように進化したんよね。狩りだけでなく料理や農業なんかにも使えるようにしなきゃいけない。 

そこで登場したのが磨製石器

【中学歴史】磨製石器

頭文字に「磨く」とあるように、石を磨き上げて作った石器。刀もさ、ちゃんと研いだ方が切れ味凄いでしょ?それと一緒だよ。

そして、打製石器から磨製石器にグレードアップしたことで、この時代を新石器時代というようになった。

 

一応確認しておくと、打製石器が旧石器時代(氷河期)で、磨製石器が新石器時代(温暖)やね。

【中学歴史】旧石器時代と新石器時代

という事でここまでの話をまとめると、

  • 氷河期は約1万年前に終わり、温暖な時代になった
  • 温暖な時代では、海水面が上がり、小型動物が出てきた
  • この時代は磨製石器を使ったので新石器時代と言われる

今回はここまでに留めておくけど、新石器時代はまだ続きがあるからね。

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いかがだったでしょうか。今回は「中学歴史:人類の誕生」の解説授業でした。

 

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ということで、今回は最後までお読みくださりありがとうございました。

それでは、次回の記事でお会いしましょう。